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イタリア映画の特徴 |
イタリア映画では、自由や人間の尊厳が映像の中で問われ、男が男であって、女が女であって、貴族は毅然と貴族であった。
とりわけ40年代から70年代初期、イタリア映画は世界を席巻し、世界中の観客は、映画の至福をイタリア映画に見いだした。
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初期 |
最初にイタリアで製作された映画作品は歴史映画であった。
ネロやメッサリナ、スパルタクスや、ユリウス・カエサルや、マルクス・アントニウス、クレオパトラなどの有名な歴史上の人物を描いた映画が製作された。
他のジャンルの作品には、文学作品に基づく社会的なテーマを特徴としたものがあった。
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チネチッタ |
1930年代にファシスト党の党首で、当時イタリアの指導者であったベニート・ムッソリーニ首相の指導の下、最初の大規模な映画撮影所として建設された。
第二次世界大戦後の1950年代にチネチッタではアメリカ作品映画が発展した。
たとえば1951年の映画「クオ・ヴァディス」、1959年「ベン・フル」などがあった。当時、チネチッタは「テヴェレ川の上のホッリヴード」と呼ばれていた。
1970年代にチネチッタは大変な当たりだった。
実際にはフェリーニ監督、ヴィスコンティ監督、ズルリーニ監督、スコーラ監督、パソリーニ監督、コメンチーニ監督などといった重要な監督のイタリア映画が撮影された。最近年、チネチッタで重大なアメリカ作品映画が撮影された。
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ネオレアリズモ |
イタリアの映画業界は、独裁政権による影響をあまり受けなかったと言える。
第二次世界大戦が近づくにつれ、他の戦時国と同じように多くのプロパガンダ映画も製作されたが、1942年、アレッサンドロ・ブラゼッティが『雲の中の散歩 Quattro passi tra le nuvole』を監督、この作品が最初のネオレアリズモ作品と言われている。
経済的また道徳的に混乱期にあり、ネオレアリズモの動きは戦後すぐに活発になっていき、人々の日常生活が変化していくイタリアを描いた。
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ピンク・ネオリアリズモとコメディ |
国の発展に伴ってか、もっと分かりやすくて軽いタッチものになっていき、そういった作品はピンク・ネオリアリズモ(ネオレアリズモ・ローザ )と呼ばれた。
セレブリティとなっていく女優たちが現れていくが、その中にはソフィア・ローレン、ジーナ・ロロブリジーダ、シルヴァーナ・パンパニーニ、ルチア・ボゼー、エレオノラ・ロッシ=ドラゴ、シルヴァーナ・マンガーノ、
クラウディア・カルディナーレ、ステファニア・サンドレッリなどがいた。すぐにこのユニークなジャンルは「イタリア式コメディにとって変わられ、社会的なテーマが真面目に語られるより、ユーモアを交えて描かれるようになっていった。
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マカロニ・ウェスタン |
同じ時期、「マカロニ・ウェスタン」と呼ばれるジャンルの作品が、イタリアだけでなく全世界で人気を集めるようになる。
マカロニ・ウェスタンは従来の西部劇と違い、イタリアで低予算で製作され、ユニークで鮮明な撮影技術が特徴であった。
最も有名なマカロニ・ウェスタンは、セルジオ・レオーネの作品で、レオーネはクリント・イーストウッド主演、エンニオ・モリコーネ音楽の『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』、『続・夕陽のガンマン』の3部作を監督した。
この3部作はレオーネが1968年に監督した『ウエスタン』と共に、このジャンルを定義するものとなった。
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イタリア製ホラー |
イタリア文学・映画には「ジャッロ Giallo」(通常は複数形Gialli)というジャンルがある。
これはホラーや犯罪ものなどを含み、エロティシズムも加味されているジャンルである。
1960年代から1970年代にかけて、イタリア人監督が「ジャッロ」に含まれるホラーというジャンルを発達させていき、これらの作品は海外にも影響を与えるようになっていった。
グァルティエロ・ヤコペッティの『世界残酷物語』に代表される、1960年代に流行したショッキングなモンド映画にはじまり、1970年代後半から1980年代初期にかけて、イタリア映画は暴力的なホラー映画で代表されるようになっていった。
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1980年代の危機 |
1970年代終わりから1980年代半ばにかけて、イタリア映画界は長い停滞期に陥った。
同じ時期、「トラッシュ trash」と呼ばれるジャンルがイタリア大衆の間で人気を博していた。芸術的な価値はほとんどなかったものの、世間でタブーとされている事柄、特に性に関する事柄を取り上げたコメディはヒットした。
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1990年以降 |
1980年代終わり以降、新しい世代の映画監督たちがイタリア映画の復興に一役買っている。ニュー・シネマ・パラダイス、ライフ・イズ・ビューティフル、息子の部屋など。
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1940~ |
靴みがき(1946年)、自転車泥棒(1948年)、にがい米(1949年)、道 (1954年)、終着駅(1953年)、鉄道員 (1956年)、
刑事(1959年)、甘い生活(1959年・伊/仏)、ふたりの女(1960年)、世界残酷物語(1962年)、太陽はひとりぼっち(1962年)、
ブーベの恋人(1963年)、誘惑されてすてられて(1963年)、昨日・今日・明日(1963年)、テオレマ(1968年)、サスペリア(1977)、
悲しみは星影と共に(1965年)、アポロンの地獄(1967年)、ひまわり(1970年)、山猫(1963年)、地獄に堕ちた勇者ども(1969年)、
ベニスに死す(1971年)、家族の肖像(1974年)、ロミオとジュリエット(1968年)、ブラザー・サン シスター・ムーン(1972年) 、
シャンドライの恋 (1999年)、赤いアモーレ(2004年)
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靴磨き |
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ヴィットリオ・デ・シーカ監督1946年
出演: リナルド・スモルドーニ 、 フランコ・インテルレンギ 、 アニエロ・メレ
戦後イタリアのどん底を力強く描いた作品。二人の靴みがきの少年を通じ、占領下の日々をアグレッシブに
立ち回ろうとする人々の生命力を見据えて、悲劇的な結末ではあるが、それは決して後ろ向きのものではない。
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苦い米 |
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ジュゼッペ・デ・サンテス監督1949年
出演シルヴァーナ・マンガーノ
イタリアの水田地帯にギャングの男女が逃げ込んだ。二人は出稼ぎ農婦の群れに姿を隠すが、
そこで一人の女性と出会う。彼女はギャングの男にそそのかされ、米の強奪を図るが…。
イタリアの農村を舞台にしたリアリスティックな社会派ドラマ。
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鉄道員 |
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ピエトロ・ジェルミ監督1956年
出演: ピエトロ・ジェルミ、 エドアルド・ネボラ、サロ・ウルツイ、ルイザ・デラ・ノーチェ、シルヴァ・コシナ
幼いサンドロの眼を通して語られる初老の鉄道機関士とその家族の生活。戦後イタリアの庶民の日常。
サンドロの父アンドレアは特急を運転する機関士。
年の離れた姉ジュリアと、兄マルチェロは、それぞれ問題を抱え、素直になれず、父と反発してばかり。
ある日、アンドレアは不注意から事故を起こしてしまい、それをきっかけに歯車が狂い始める。
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刑事 |
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監督: ピエトロ・ジェルミ1959年
出演: ピエトロ・ジェルミ、 クラウディア・カルディナーレ
ピエトロ・ジェルミが監督・主演を務めたサスペンス。ローマ近郊で強盗事件が発生。
事件を追う警部は徐々に真相に迫っていくが、捜査の過程でさまざまな人間模様が浮かび上がっていく。
”アモーレ、アモーレ、アモーレ・・・”はあの大ヒット曲「死ぬほど愛して」ですね。
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太陽はひとりぼっち |
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ミケランジェロ・アントニオーニ監督1962年
出演:アラン・ドロン、モニカ・ヴィッティ
都会に生きる人間たちの不確かな恋愛感情をモノクロのシャープな映像感覚で追求した作品。 ヴィットリアは証券取引所で会った仲買人のピエロに心惹かれ、関係を持つようになる。
しかし、二人には何か埋められない溝があった。虚しさや不毛が、息苦しいほどに心に迫ってくるような作品。/p> |
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ブーベの恋人 |
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ルイジ・コメンチーニ監督1963年イタリア・フランス
出演:クラウディア・カルディナーレ ジョージ・チャキリス
戦後の混乱期の揺れる世相を一人の平凡な女性の目を通して描く社会派メロドラマで、素朴でいつもとは別人のようなカルディナーレはベストの演技。
C・ルスティケリの大ヒットした主題曲が切なく作品にマッチしている。
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誘惑されてすてられて |
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ピエトロ・ジェルミ監督1963年
出演:ステファニ・サンドレッリ サロ・ウルツィ・アルド・ブッツァンカ
イタリア映画会の名匠ピエトロ・ジェレミ監督による艶笑喜劇「シシリー・シリーズ」の1編。
男は「たとえ自分がその犯人でもあっても、純潔を失った女とは結婚してはいけない」と、女は「自分を犯した男とは絶対に結婚しない」と、
お互いがシシリー地方の風習を重んじて結婚を拒絶するあたりが風刺の効いた演出で描かれているのが興味深いが、しかし、
それにしても暴行をきっかけにした話でコメディーを成立させてしまうのが、いかにもイタリア映画といったところか。
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テオレマ |
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ピエル・パオロ・パゾリーニ監督1968年
出演:テレンス・スタンプ 、シルヴァーナ・マンガノ
1960年代、ミラノ郊外に住む、ある工場経営者の一家(主人、妻、娘、息子、家政婦)の前に一人の男が姿を現わし、
なぜか男と一家との共同生活が始まる。そのうちに家族全員が男に魅了されていくが、男が家族の前から立ち去ると、
残された家族は奇妙な行動を取り始め、家庭は崩壊する・・・。
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シャンドライの恋 |
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ベルナルド・ベルトルッチ 監督 1999年
出演者 タンディ・ニュートン、デヴィッド・シューリス
アフリカで政治活動をしていた夫が逮捕され、シャンドライは単身ローマに渡り、
イギリス人音楽家のキンスキーの屋敷で使用人の仕事をしながら医学の勉強に励んでいた。
無口な主人キンスキーとシャンドライが会話を交わすことはほとんどなかった。だがある日、突然キンスキーはシャンドライに求婚する。
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赤いアモーレ |
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監督: セルジオ・カステリット2004年
出演:ペネロペ・クルス、セルジオ・カステリット
欧州でベストセラーとなった小説を『明日を夢見て』のイタリアの名優、セルジオ・カステリットが映画化。
彼自身が監督と主演を担当し、究極の愛の形に迫る。
共演はスペインのペネロペ・クルス。イタリア語を完璧にマスターし、身も心も底辺で生きる労働者階級の女性になりきってみせた。
ドロドロとした過程ながら、言葉少ない中に本当の愛を知り、痛みや悲しみを知ることの切なさを赤裸々に表している。
スケベながら渋い中年が真実の愛に目覚めていくさまが、哀しく表現されている。
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▶ ビートルズがやって来る /ヤァ!ヤァ!ヤァ! (63') |
▶ いつも心に太陽を (To Sir, with Love) (67') |
▶ フレンズ/ポールとミシェル (70') |
▶ 小さな恋のメロディ (MELODY) (71') |
▶ 時計仕掛けのオレンジ (72') |
▶ ミッドナイト・エクスプレス (78') |
▶ ガンジー(Gandhi) (82') |
▶ マダム・スザーツカ (89') |
▶ クライング・ゲーム (The Crying Game) (92') |
▶ リトル・ダンサー (Billy Elliot) (00') |
▶ やさしくキスをして (Ae Fomd Kiss) (04') |
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▶ 靴磨き (46') |
▶ 苦い米 (49') |
▶ 道 (54') |
▶ 鉄道員 (56') |
▶ 刑事 (59') |
▶ 太陽はひとりぼっち (62') |
▶ ブーベの恋人 (63') |
▶ 誘惑されてすてられて (63') |
▶ テオレマ (68') |
▶ シャンドライの恋 (99') |
▶ 赤いアモーレ (04') |
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▶ 汚れなき悪戯 (55') |
▶ ミツバチのささやき (73') |
▶ カラスの飼育 (75') |
▶ 神経衰弱ぎりぎりの女たち (87') |
▶ 蝶の舌 (99') |
▶ トーク・トゥ・ハー (02') |
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▶ 禁じられた遊び (51') |
▶ 嘆きのテレーズ (52') |
▶ 太陽がいっぱい (60') |
▶ 突然炎のごとく (61') |
▶ シベールの日曜日 (62') |
▶ 軽蔑 (63') |
▶ 幸福 (64') |
▶ 男と女 (66') |
▶ 冒険者たち (67') |
▶ 個人教授 (68') |
▶ 夜よ、さようなら (79') |
▶ カンフーマスター (87') |
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