| このキットを作った当時、まだ旧ソ連機の資料は現在とは比べものにならないくらい少なく、カラー写真などほとんど存在しない状態でした。そんな中で、航空ジャーナル1978年別冊「世界の軍用機1979」に、フィンランドを親善訪問した本機の鮮明なカラー写真が掲載されました。それを見て、一気に作ったのがこの作品です。 |
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それまでタス通信などで配信されたミグ23の写真とは、垂直尾翼の形状など細かいところが違っているので、その辺の改造から始めました。改造作業そのものはさほど難易度の高いものではありませんが、何せ資料のない時代のキットですから、全体的にディテールアップの必要があります。 主なところでは、脚庫内部、エアブレーキ、レドーム、脚扉、主脚柱などです。胴体下面にあいたエア抜き用(?)の穴の数など、よく判らないような部分が意外に正確だったりしますが、さすがに脚庫内部などはほとんどスクラッチに近い作業が必要でした。エアブレーキはそこそこ形はいいのですが、補強のための梁が型抜きの関係でいびつな形になっており、一度削り落として薄いプラ板で作り直しました。 また、水平尾翼の後縁が切り欠いたような形になっていますが、どうやらこれは切り欠いたのではなく、増積したものらしいので、ここも薄いプラ板を貼り足して整形しました。
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| しかしキットの全体型は、なかなか的確にミグ23のイメージを捉えていて、ずっと後に発売された東欧産のキットと比べても、ほとんど遜色がありません。改めて当時のハセガワ技術陣の実力に驚かされます。 |