1/72 Mini-Car Collection


 中国・広東省の東莞(とうかん)という工業都市に、Hongwell(ホンウェルと発音する)というおもちゃメーカーがあり、そこでは1/72という極小スケールのダイキャスト・ミニカーが作られています。このミニカー、そのままの形ではほとんど日本に入ってきていませんが、チョコエッグで一躍有名になったフルタ製菓の「アールタイプカーチョコ」という食玩のおまけとして、大量に輸入されていました(アールタイプカーチョコについてはここを参照)

 上の写真はその「アールタイプカーチョコ」についていたおまけのホンウェル製ミニカーです。全20種類、チョコエッグのように中味が見えないわけではなく、透明ブリスターパックされた状態で売られているので、コンプリートするのは簡単でした。レンジローバー(上段中央)以外はすべてドイツもしくはスウェーデン製の車であり、日本車、アメ車は一台もありません。

 ところでその「アールタイプカーチョコ」のおまけと同じ製品が、左の写真のようなブリスターパックに入って単品で売られているのを発見、シリーズにはカーチョコのおまけに入っていなかったものも多数あり、その出来は十分にコレクションの対象になります。

 それでは、こうして売っていたさまざまな車種を、写真と共に説明していこうと思います。

 ちなみに、左の写真の製品はこの状態で一個170円!! なんとも驚異的な安さです。

 ホンウェルのメルセデス・ベンツシリーズ。上から時計回りで、メルセデス・ビト、メルセデスベンツAクラス、メルセデスベンツCLKオープン、メルセデスベンツMクラス、メルセデスベンツCLK、そしてメルセデスベンツCクラス。このうちビトだけは、アールタイプカーチョコには入っていません。

 BMW Z-3とトヨタRAV4。特にトヨタRAV4はこのシリーズでは数少ない日本車。なぜアールタイプカーチョコに入らなかったのでしょう。

これらのミニカーがいかに小さくて精密なものかは、横に置かれた500円玉と比較してもらえば判ると思います。しつこいようですが、この出来で単体販売ではわずか170円。ここに写っている500円玉ひとつで両方とも買え、お釣りが来るのです。ほしいと思う人は、きっと多いはずです。

 ポルシェ356とMGB。例によってホイールなども特別あつらえの、素晴らしい出来。

これほどの出来なのに、なぜアールタイプカーチョコのシリーズに入らなかったのかは永遠の謎ですね。

 VWバンとVWビートル・ポリスカー。

 バンの方は、内装までちゃんと作られている凝りようで、これで170円というのははっきり言って安すぎ、価格破壊に近いです(笑)もちろん運転席にはハンドルもついています。

 一方のビートル・ポリスカーの方は、アールタイプカーチョコにも入っていたノーマルタイプの色違いですが、新たに回転灯のパーツが追加されており、各部のマーキングなどにもぬかりはありません。

 最後に、アールタイプカーチョコに入っていなかったシリーズ全員集合。実はこれ以外にも、ポルシェ911など売れ線の車種があるらしいのですが、残念ながら未確認です。フルタ製菓には、これらの新しい車種を入れた第二シリーズ、もしくはオリジナルの「日本の名車」「世界の名車」などといったシリーズを新たに起こしてほしいものですね。

 追記====その後、ホンウェルのこのシリーズはいろいろな模型店でも売られ始め、下のようなアイテムを入手することが出来ました。

 上でもちょっと触れていた、ポルシェのシリーズ。赤いのがポルシェ911GT、黄色と青が現行のポルシェ911(996)クーペとオープンです。やはり売れ線ポルシェは沢山の車種が出ていたんですね。

 →左はトヨタのレクサスGS300(日本名アリスト)、右はメルセデスベンツ300SLレーシングタイプです。

 そういえば、このメーカーから出ている日本車はすべてトヨタ車ばかりですね。何かわけでもあるのでしょうか。

======= 追記 =======

 その後、2001年冬からフルタ製菓はふたたびRタイプカーチョコを発売、これまでシリーズにラインナップされていなかったポルシェや日本車など15車種がパックされています。

 価格は以前同様一個200円。

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