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もともとバンダイのラインナップには1/72スケールのコアファイターはないのですが、1/144シリーズのGアーマーに入っているコアファイターはなぜか異様に大きく、本来の倍くらいの大きさがあります。コアファイターが収納されているガンダムの腹部(赤い部分)より腰ブロック(そのすぐ下の白い部分)は二回りくらい大きいのですが、このコアファイターはGスカイ(Gアーマーの戦闘機形態)に変形するときその腰ブロックと接続しても、横幅がむしろ大きいくらいなのです^^; 実際にはあり得ない話なんですけど、先頭のコアファイターがそれくらいないと、全体のバランスが変になってしまうので、無理を承知でこんな大きさにしたようです。 このGアーマーというシロモノ自体、キャタピラ付きの戦車になったり宇宙戦闘機になったり、あまりにおもちゃメーカー主導なのがミエミエなので映画版(めぐりあい宇宙編)には登場せず、代わってコアブースターという宇宙戦闘機仕様が登場しています。こちらはネーミングの通り、巨大なロケットブースターをコアファイターにドッキングさせたようなシステムで、Gアーマーから比べれば遥かにリアリティを感じさせてくれる兵器に仕上がっています。 |
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キットのコアファイターは実測してみると全長が12センチくらいあり、設定全長8.6メートルの1/72、つまり11センチ9ミリに限りなく近かったのでした。とはいえそのままの状態では機首部分が異様に長く、バランスが非常に悪いので、大幅に改造して設定画に出来るだけ似るようにしました。おかげで全長はやや短くなりましたが、もともと全長8.6メートルというのはかなり無理のある数字で、そのままではたとえコアブロックに変形してもガンダムの腹には収まりそうもありません。まあ、こうした数字のデタラメさはHGダンバインをみるまでもなく、キャラクターものにはよくあることなんですが^^; まったく存在しなかったコクピット部分は、サンライズ・イマジネーションフィギュアの「アムロinコアファイター・コクピット」を参考に新たにスクラッチし、キャノピーもいつものように塩ビ板で絞りました。原形を作るとき、上面の緩やかなRを付けるのがけっこう難しかったです。 |
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←この角度から見ると、機体の構成や規模がよくわかります。 一番気になるのはやはり申し訳程度の大きさしかない主翼でしょうか。同程度の規模の他の機体に比べて水平尾翼一枚ほどの大きさもなく、とてもではありませんが、ここから発生する揚力だけで飛べるとは思えません。 もう少しあとの時代のMSなら、どんな形状をしていようと機体全体をIフィールドで包んで空気抵抗を減らし、揚力を発生させられるようになるので、こんな形の機体でも問題ないのでしょうが、少なくとも宇宙世紀0079においてはまだそうした技術は確立されていなかったはずで、どんなテクノロジーで空を飛んでいたのか、ちょっと気になるところです。せめて、主翼クランクから先の巨大なウイングレット?をファントムの外翼部程度まで水平に近づければ、この広さなので従来の数倍揚力を稼げると思うのですが、このクランクは可変構造にはなっていない設定のようです。 まあ、本編中でコアファイターが通常の機体のように離着陸する場面は一度もなく、すべてがVTOL方式による離着陸だったので、設定を作った側もあまりの翼面荷重の高さに、滑走して離陸させるのを断念したのかもしれません^^; 同スケールのフィギュアと並べてみると、小ささが際立っているように見えますが、これでも全長はセスナ機程度はあるので、実在する超小型機、DB-5と比べると(下の写真左)まだ遥かに大きいのが判ります。 |
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そうはいっても、やはり通常のジェット戦闘機と比べればご覧の通り(上の写真右)比較対象は、戦闘機としてはかなり小柄な部類に入るYF-16ですが、それでもその半分程度しかありません。たったこれだけの機体内部に、ガンダム本体を動かす核融合熱核ジェットエンジン2基と、宇宙用のロケットエンジン及びプロペラント、教育型コンピューター、そしてコアファイター独自の操縦系統、さらにコアブロックに変形するための超小型フィールドモーターなど、宇宙世紀0079当時の最新技術が詰め込まれていたわけです。 →の写真では、コアファイターのテール部分が判ります。左右のジェットノズルはキットのままではちょっと寂しかったので、くりぬいたあとダイソーで買った1/144スケール・トーネードのノズルをはめ込みました。その上下にあるひとまわり小さなノズルが、宇宙空間を飛行するためのロケットエンジンノズルのようです。 機首に比べればボディはそれほど大きく改造してはいませんが、それでも胴体断面形状や、尾翼が収納されるスリット部分を改造しました。また、主翼はまったくテーパーのないものと、前縁に緩い後退角がついたもの二種の図面が存在するのですが、少しでもカッコよく見える後退角付きの方にしました^^; |
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前回作ったTV版ガンダムの傍らに置いてみました。 実際にはコアファイターがないとガンダムのAパーツ(上半身)とBパーツ(下半身)は合体できませんから、ここにあるコアファイターはガンダムのものではないということになりますが、ま、リュウ・ホセイ機とでもいうことにしておきましょう(^_^)
↓は恒例の下面ですが、今回は資料がなくて参りました。脚柱の形状がどうなっているのか、そもそもどうやって収納するのか、扉の形状はどうなのか、まったくといっていいくらい判らないのです(;o;) ただ、映像で見る限りでは、橇ではなく車輪形式の降着装置で、非常に狭い範囲に収納する必要があるため、かなり複雑な形式を採用しているようなので、できるだけそれらしいのをジャンクボックスから選んで改造、使用しました。 資料によりまちまちではありますが、コアファイターの核融合熱核ジェットエンジンの出力は、2基合計で12.000HPから15.000HPくらいのようです。通常ジェットエンジンのパワーは推力(t換算)で表すので、HP(馬力)とは単純に比較できないのですが、無理を承知で計算すると、F-4ファントムでも10万馬力程度の出力にはなるそうです。そのファントムですら、最高速度はマッハ2(継続できるのはごく短時間)ですから、この程度のパワーで設定にある最高速度マッハ4.8はとても実現できそうにないのですが・・・^^; |