黄秋生の近況 ('00 前半)



* 1月 香港電影評論學會大獎で「鎗火」最佳電影に。

昨年末に発表された台灣・金馬獎では「千言萬語」が最佳劇情片・最佳女主角・最佳導演・最佳美術設計・最佳造形設計に選ばれながら最佳男主角の座は 唯一の台湾人候補・柯俊雄に行ってしまいまたまた涙をのんだ黄秋生と劉青雲。年が明けて発表された香港電影評論學會大獎では最佳電影に「鎗火」が 選ばれました。こちらの最佳男主角は「爆裂刑警」で呉鎭宇に。
さて、今年の金像獎の行方はどうなるでしょうか。

* 2月23日 第五屆金紫荊獎で最佳男主角ノミネート!

前日発表になった金紫荊奬ですがやたら濃ゆいメンバーが揃った名單となりました。最佳電影が「鎗火」「千言萬語」「暗戰」の3本、最佳導演候補は 「鎗火」「暗戰」「再見阿郎」で杜[王其]峯、「千言萬語」で許鞍華。これで許鞍華が獲ったら杜[王其]峯ショックだろうな〜。でも票が割れると言うことも考えられるし。 最佳男主角は黄秋生・劉青雲・呉鎭宇に加えて「暗戰」の劉徳華! 劉青雲はまた2作品でノミニーのため票が割れる危険性あり。でもこうなったら苦節15年 無冠の帝王華仔にやりたい! 劉青雲・呉鎭宇は来年があるけど華仔はこの機会を逃したら次はいつあることか・・・、なにしろ普段が中國星に王晶なんだから。(爆)
黄秋生も今回はちょっと弱いかなって感じですね。でも、誰が獲っても好朋友なので納得でしょう。最佳男配角は張耀揚に獲って欲しい気もしますが他の2作品を 観ていないのでちょっと不明。

* 3月1日 香港電影金像獎でも最佳男主角ノミネート!

引き続き本命電影金像奬候補が発表されました。「千言萬語」は八部門でノミニー、「鎗火」「暗戰」「心動」「細路祥」はそれぞれ六部門で、「半支煙」は七部門での ノミニーとなっています。
こちらでも最佳導演・杜[王其]峯は「鎗火」「暗戰」でダブルでノミニー、他には「千言萬語」の許鞍華・「心動」の張艾嘉・「目露凶光」の林嶺東の四人。 最佳男主角は黄秋生・劉青雲・呉鎭宇・劉徳華と「半支煙」の曾志偉。呉鎭宇は金像奬とは縁がなくて去年も揉めて司会者降板と言う事態になったため本人から「ノミニーは嬉しいけど 金像奬はまず無し」と言うコメントがあり、黄秋生は「今回は曾志偉が良かったから彼なんじゃないの」と言うコメント、華仔は「僕以外の四人は全員影帝経験者。僕なんか 新人みたいなもんさ」と言うコメント。さて結果は誰のもとに?

* 3月19日 恭喜! 金紫荊獎で最佳男主角受賞。

この日、香港科學館にて行われた第五回金紫荊奬で、最佳男主角部門 黄秋生と劉青雲がダブル受賞となりました。恭喜〜!
この珍しいダブル受賞、得票数が同票だったのでしょうか? やはり一人に決めるのが難しかったんですねぇ。それにしてもいや〜、この笑顔! 台灣金馬奬で逃したばかりだし、今回は強敵揃いだったんで嬉しさもひとしおなんではないでしょうか。
ちなみに、この写真でトロフィを2こ持っているのは同時受賞の劉青雲が撮影で欠席だったため、劉青雲の分を代理受賞したもの。
ちなみに黄秋生が受賞したのは「千言萬語」でですが同じく出演作の「鎗火」で最佳男配角を受賞した張耀揚も劉青雲と同じく欠席。 受賞できないと想ってたのかな? それとも金紫荊奬だから?(爆)
尚、「千言萬語」は最佳男主角と最佳女主角(李麗珍)を獲得、「鎗火」は最佳電影・最佳男配角・最佳導演(杜[王其]峯)・最佳撮影(鄭兆強)を獲得しました。恭喜〜!

* 3月25日 第9回香港舞台劇奨に出席。

自身が香港演芸学院の出身で舞台劇のパトロンにもなっている黄秋生、この日はプレゼンターとして出席しました。
プレゼンターを勤めたのは最佳導演(最優秀演出)。受賞したのは李鎭洲と言う方ですが、隣にいる人でしょうか? 舞台関係の方は普段見る機会がないので 顔がわからないのですが。にしても、二人ともラフな格好だこと。(笑)
この方、香港演劇界では有名な方らしく彼が舞台に上がると歓声が途絶えなかった程だとか。彼は黄秋生の憧れの演出家なんだそうです。 最近、めっきり舞台から遠ざかっている黄秋生ですが古巣に帰ってリラックスしてますね。

* 4月16日 苦節20年! 影帝の座は華仔のもとに。

前々から下馬評では一番人気で金紫荊獎でも一人正装してきたとか今回も緊張の余りパンフレットを取り落としたとか新聞ネタには事欠かない(と言うかなんでも書き立てられる) 華仔、大本命の金像奨で見事受賞して無冠の帝王の名前を返上しました。
思えば、デビュー2作目の「望郷 ボートピープル」(投奔怒海)でノミニーされて以来、歌の受賞は毎年限りなくありながら映画ではこれと言った代表作がないままだった華仔、 今回の受賞はほんとうに嬉しかったのではないでしょうか。好朋友の黄秋生も発表前のインタビューで今年は華仔と言ってますし発表の瞬間祝福したのもまず黄秋生でした。
なお、金像奨でいわゆるアイドルが受賞するのは極めて珍しく今回の発表時の歓声はそれはすごいものがあったようです。特に今年はミレミアム記念でいつもの文化中心でなく香港体育館 で一般人も入れた式典だったので華仔天地ご一同さまの喜びがダイレクトに伝わってきてそれはもう凄かったとその場にいた知り合いの言葉にありました。(^^;;

* 4月19日 「古惑夕日紅」撮影でタイへ。

金像奨発表もそこそこに、撮影のためタイに行っている黄秋生ですがこの写真は黄秋生服を買うの図。この日、タイは仏教の水掛祭りの日で街中で撮影していた黄秋生も当然のことたっぷり 水を掛けられてずぶ濡れになってしまったため着替えを買っていると言うわけです。にしてもその持ってる服買ったの? 国籍不明の思いっきり怪しい東洋人が出来上がると思うんだけど。(爆)
撮影が行われたのはパタヤビーチにて。ビーチにはトップレスの日光浴の人がたくさんいて思わぬ「眼福」だったとか・・・。(^^;;
この映画で黄秋生は長年タイに住み議員にまでなった華人役だそうです。出演はほかに呂良偉・關寳慧・羅麗莎。

* 4月19日 「古惑仔6」撮影は東京。

もはやBOBの看板となった感がある「古惑仔」シリーズ。前々から次ぎは日本で撮影、北海道に雪景色を撮りにくる、と話題先行でしたが今回はいよいよ東京で撮影されます。
日本側からは決定しているのが千葉真一、交渉中が松嶋奈々子だそう。交渉中って撮影は5月16日頃には始まるって話なんですけど・・・。(^^;;
香港からの出演者は黄秋生のほかには鄭伊健・陳小春・朱永棠・謝天華・尹揚明・呉君如など。このうち日本に行くとはっきり言っているのは朱永棠・謝天華など。他には誰が来日するかはまだはっきりは していません。鄭伊健と陳小春が来ると言う話はあるようですがいつなのかは不明。黄秋生はどうなる?

* 5月22日 「古惑仔6」黄秋生不参加の理由は・・・。

最初の話では今回はほとんど東京で撮影と言われていた「古惑仔6」、いざふたを開けるとやっぱりと言うか何と言うか、22日からたった4日間の撮影に短縮され嵐のように過ぎて行きました。(^^;;
で、当初は参加予定だった黄秋生、なんと「徳國麻疹」で欠席に。ドイツはしかとはなんだ〜? ジンマシンだろうか? なにはともあれ、そういった理由により黄秋生日本ロケ参加は実現しませんでした。 ・・・残念!

追記>疑惑の(笑)「ドイツはしか」の正体が判明。「風疹」の事ですと。今、香港では風疹大流行で、他にも罹った芸能人がいるらしい。香港には3種混合ワクチンは義務付けられてないのか?

* 6月2日 パパは大変。

私生活では良き家庭人の黄秋生、以前から3級作品やB級作品に出る度、「学費のため」と言っていましたが今年3歳になった一人息子「一一」くんの 教育問題では世間一般の親と同じく頭を悩ませています。苦笑しながら、「妻子を養っていくのはほんとに大変だよ」と言っています。
世間一般の父親と同じような事をぼやく黄秋生・・・可愛いようでもあり可笑しいようでもあり。

また彼は、「大聖劈掛」と言う伝統拳法を習って来たんですが最近、伝統的な拳法が廃れてきて次世代に残せないのではないかととても心配している、 もし許可があれば、機会を設けて伝統拳法の保存と普及に努めたいとも話していました。

* 6月9日 金像奬を軽視してる? 批判に・・・。

今年も盛大に行われた金像奬授与式ですが、細かいところをいちいちつついてぐちゃぐちゃ言う人はどこにでも居るようで。今回は黄玉郎(以前、 玉郎集団と言う漫画会社でヒット作を次々出した香港漫画界の第一人者。脱税だったかで服役中会社を部下に取られた)のウェブサイトで「黄秋生は 受賞を逃したらトロフィを捨てたとかトイレに置くとか言って金像奬を尊重していない」と書かれた事に付いて記者のインタビューを受けました。
「貰ったものは俺のものなんだからどう扱ったって俺の自由だろ? 金像奬は簡単に獲れないって事くらい承知してるさ。だから、自分で納得出来る 演技をしたときの賞は大事にしてるぜ。金像奬を尊重していないって? 俺なりの方法で尊重してるよ。」 また、彼は重ねて「それよりも金像奬の舞台で女性を侮辱している方が気になるね。女優のドレスの話やすぐに胸の方に話題を持っていったり するのは良くないよ。それに、タイから招待した監督にも失礼があった。これから金像奬も国際化するんだろうからこんなじゃ次回は欠席するよ。」 記者から「でもあなたの演技は定評があるから次回もノミニーされたらどうするの?」と聞かれ、「もしそうなったら誰か代理を探すね。」と黄秋生。 さて、来年の授賞式にはどうなっているかな?(笑)