オアシス


バスを降りた街


 映画の冒頭、出所したばかりのジョンドゥ(ソル・ギョング)は冬の街にアロハシャツ姿で降り立つ。母へのプレゼントを買った露店は写真の4WDの左あたりにあった。ダンキンドーナツをはじめ、周辺の店(看板)は撮影当時と違っているものが多い。



行き方 地下鉄2・4号線サダン(舎堂)駅4番出口を出たところ。


コンジュのアパート(跡)

 コンジュ(ムン・ソリ)のアパートはこの映画で一番のロケ地と思い、探してみた。ジョンドゥ(ソル・ギョング)が登って枝を切っていた木は見るからに撮影用に植えたものという感じがしたが、アパートは実物に違いない。しかし竜山区二村2洞Hヒョン・アパートはなかなか見つからない。二村2洞事務所前で案内地図を見ると事務所のすぐそば。地図で見るアパートはHという字の形をしている。Hヒョンの「ヒョン」は「型」という意味か。
 しかし、その場所へ行って見ると更地。しかもつい最近取り壊したばかりという印象。遅かった。(2003年6月)
 マンホールの位置から、かろうじてそこがソル・ギョングが道路工事の標識や赤いパイロンを蹴飛ばした場所とわかる。そのあと去って行く彼のバックに見えていた店もアパートとともに取り壊されてなくなっているものの、その先の区画(写真左)は映画に写っていたまま残っている。

行き方 地下鉄4号線「シンヨンサン(新竜山)」駅下車、ハンガン路という大きな道を南へ1キロ位歩くとロータリー。そこを右折、跨線橋を渡って韓国国鉄の線路を越えると寺院風のキリスト教会。その裏手、洞事務所の少し手前に「跡地」がある。もう新しい建物が建っているかもしれない。
 新竜山からタクシーでイーチョンイードン・サムソ(二村2洞事務所)へ行くのが楽でわかりやすい。


香港飯店

 出所したソル・ギョングが出前持ちをして働いている中華料理店。不動産屋の出前から帰ると店はもう閉まっていた。
 映画と全く同じ黄色いカゴのついたバイクが店の前に停めてあり、黒いジャンパーを着た店員の姿も・・・。背中にFIFAの文字はない。

このあたりには中華料理の店が多い。


不動産屋

 花札に興じている男たちのところへソル・ギョングが料理を出前する不動産屋。バイクで出前するような距離ではなく、「香港飯店」から道を斜めに横断すれば30秒もかからない近さ。香港飯店と同じく実際の電話番号が映画に写っているし、さらにこの不動産屋は店が休みの時の連絡先=携帯電話の番号までウィンドーに書いてあるのが写っていたが、その後はがしたようで今は残っていない。
 この日は日曜日で休み。中を覗くと・・・(写真下・左)

 向いにあるように見えるのがコンビニ「Buy the way」で実際は斜め向いの角にある。

行き方 地下鉄6号線マンウォン(望遠)下車。2番出口から西へ向かって400mくらい歩くと右に洞事務所。そのすぐ先の教会がある角を左折すると右に香港飯店、その斜め向いが不動産屋。


ホアム・ウェディング文化院

 親族との記念写真にいっしよに入ることを拒否された車椅子のムン・ソリをソル・ギョングが会食していた店から連れ出し、一時放置する結婚式場前の駐車場。
 会食の場所は地下鉄4号線ミアにある「プンヤン・ブッフェ」という全く別の店で、記念写真の幕に店名が書いてある。

行き方 地下鉄6・7号線テヌンイック(泰陵入口)下車。8番出口から橋を渡り、高架道路の下をくぐると右におとぎの城のような形をした「ホアム・ウェディング文化院」が見える。


地下鉄東大門駅ホーム

 カラオケの後、ソル・ギョングがムン・ソリを背負って降りた地下鉄のホーム。電車に乗り遅れた後、ムン・ソリは ♪ネガマニル・・・と「私がもし」を歌い始める。

行き方 地下鉄1号線トンデムン(東大門)駅のチョンニャンリ方面行きホームの先頭車両に近いあたり。地下鉄4号線にはこのホームを通って乗り換える。ここや忠武路駅の通路、明洞の屋台では夜、海賊版のDVDを売っている。最新の「ラストサムライ」が8,000ウォン。ただし、エンドクレジットが始まったとたんにブチッと終わるのがいかにも韓国の海賊版らしい。

 「シルミド」があれば欲しかったのだが、韓国映画はほとんどなく、ムン・ソリの「浮気家族」があったのみ。品質保証のつもりかノートパソコン型のDVDプレーヤーで再生して見せているのがおかしい。
 


地下鉄出口(清潭駅)

 デートの途中ソル・ギョングが「何が食べたい? オムライス、プルコギ、シャブシャブ・・・」と言いながらエスカレーターを上る地下鉄出口には5号線の「鐘路3街」という表示が見えるが、鐘路3街にエスカレーター式の出口はないし、クレジットに表示されているのは地下鉄7号線のチョンダム(清潭)駅。東西に長い清潭駅にはたくさん出口があるものの屋根がついているのはエスカレーター式のところだけ。しかも南向きで出口に向かって右が建物、左が車道という条件にあてはまるのは1番出口。後ろに見えるビルの形も映画と一致する。


春川屋花井店

 これはソル・ギョングファンサイト「ぱっかさたん」のべってぃさんに教えてもらって行って来た場所です。

 上記「鐘路3街」のプレートを貼った「清潭」駅を出たふたりは飲食店に入るが、車椅子の障害者を見た店員は「ランチのオーダー時間はもう終わったから」と入店拒否する。
 ここは名前の通り、春川名物タッカルビが売りものの店。「猟奇的な彼女」のキョヌは「はばたけ若鶏」と書いてある店のライターを参鶏湯屋のだと言い訳していたが、ここのタッカルビ屋はまさに「はばたけ若鶏」状態。手ごろな値段のせいか学校帰りの女子高生が多い。

 しかし、07年5月にここを通ると店の内部が改装されて全く様子が変わっていた。また、斜め向かいのバリ・バゲットはTOUSLES JOURSに、KTFは向いに移転してその跡はSHOES CLUBという靴屋になっていた。

行き方 ソウルからわざわざ行くより、仁川空港からイルサン(一山)行き3300番のバスに乗り途中のファジョン(花井)で下車するほうが効率的。店は地下鉄ファジョン駅前にある国民銀行のビルの1ブロック南にある。映画に写っていた通り、斜め向いにパリ・バゲットとKTFの店があるので、これを目印にしても良い。
その後は地下鉄3号線に乗ると約1時間でソウル市内に入ることができる。
 ソウル市内からなら、地下鉄3号線ファジョン(花井)1番出口から2分。



マンウォン・カーセンター

 兄が経営している自動車修理工場。そこへソル・ギョングが出前をとってムン・ソリと二人で食べたり、客の車をこっそり持ち出してデートに使ったりする。戻った後は韓国映画の定番、お仕置きの尻たたき。
 マンウォン洞からW杯競技場にかけては自動車修理工場の集中している地区。映画と同じ並木はあったので、このあたりを時間をかけて探せば見つかるはず。マンウォン・カーセンターという名では電話帳にないし、住人に聞いても自分の頭にあるカーセンターを自信たっぷりに教えてくれるのであてにならない。


清渓高架路

 ソル・ギョングがムン・ソリを車で外へ連れて行き、渋滞の中、車外でダンスを踊る。この場面は夜間交通を遮断して撮影されたと言うが、長い距離にわたる高架道路のうち、東大門市場の近くにあたる。03年7月に始まった「清渓川復活」工事のためこの高架道路は崩落を待たずに(在韓米軍ではこの高架道路は危険なので通らないようにという内部通達が出ていたという)壊され、この映画で描かれた風景も見られなくなってしまった。
 このあたりの歩道と車道の間に店を出していたアヤしい露天商はいっさい見なくなった。東大門の野球場やサッカースタジアムで開かれているフリーマーケットにかなりの人が流れて行ったと聞く。
 2004年現在の写真に写っている右の古いアパートは清渓川7街あたりの清渓川アパート。「カル」の舞台になった場所だ。

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