ホワイト・バッジ 白い戦争


 ベトナム戦争に行った兵士の後遺症を描く韓国版「ディアハンター」
レンタルビデオ店にはこの映画が「ホワイト・バッジ 大殺戮殺人部隊」というタイトルで並んでいて「ホワイト・バッジ2」、「ホワイト・バッジ3」、「ホワイト・バッジ・ファイナル」まで4本あるが、シリーズではなくそれぞれ独立した別の映画。ファイナルにいたってはベトナム戦争とは関係のないイム・グォンテク監督の古い朝鮮戦争もの。

 ベトナム戦争に従軍したハン・ギジュ(アン・ソンギ)は帰還後、体験に基づく小説を月刊誌に書いて大評判になっている。そこへ元部下だったピョン・ジンス(イ・ギョンヨン)が現われ、2人ともベトナム戦争の悪夢に引き戻されて行く。

 シン・ミナが出演しているチョ・ソンモのMV「アシナヨ」にもベトナム派遣兵役で出ているホ・ジュノの若い兵士姿をこの映画で見ることができる。
 イ・ギョンヨンはこの映画の前後、若きホープとして活躍し、「帰天図」では監督も務めたが、離婚や不祥事の影響もあって一時低迷した。最近は脇役に転じて「まぶしい日に」や「シンギジョン」で存在感のある役を演じている。

龍山キリスト教教会


 1992年の映画なので、完全ネタばれを許してもらうと、ベトナムでの体験のため精神に変調をきたした部下イ・ギョンヨンを楽にしてやろうと、ラストシーンでアン・ソンギが彼を拳銃で射殺するのが龍山キリスト教教会。
 さすがに古い映画なので、墓地を除けばほとんど改装の手が入っている。十字架のある聖堂の主塔は窓の数と形こそ変わっていないものの外観はまったく新しく作り変えられている。


行き方 地下鉄6号線ヒョチャンコンウォン(孝昌公園)下車。4番出口からサムソンのレミアン・アパートを目指して坂道を行く。レミアン・アパート110棟の真横に龍山キリスト教教会の入口がある。
 アン・ソンギが住んでいたアパートなど古い建物はもう現存していないはず。

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