起終点駅 ターミナル  (東京国際映画祭2015 クロージング作品)

スナック「八重ちゃん」

 旭川で地方裁判所の判事をしている鷲田完治(佐藤浩市)は学生時代の恋人、結城冴子(尾野真千子)と
法廷で裁判官と麻薬取締法違反の被告という立場で再会する。

 尾野真千子は「慕情」というスナックをやっていて、佐藤浩市はそこへ通うようになり、ふたりの関係がまた深まる。

 尾野真千子の店として使われたのが釧路市有楽街センターにある「八重ちゃん」というスナック。
イメージにぴったりだと常連客が撮影スタッフに推薦したという。

 写真は佐藤浩市お気に入りの「金魚」。
地元白糠町産の焼酎"鍛高譚"(たんたかたん)の水割りに、シソの葉と赤唐辛子を加えて作る。


行き方 釧路市の繁華街、栄町の南の方に有楽街センターという横丁があり、店はその一角にある。


オープンセット跡


 国選弁護人の仕事しか引き受けず、東京の妻とは離婚して釧路でひとり暮しをしている弁護士鷲田完治(佐藤浩市)が住んでいる家。
隣家に住む老人は市内にいる息子と離れて独居。認知の症状が現われ始めている。

 この二軒の家のオープン・セットは釧路市の郊外、益浦(ますうら)の空地を借りて建てられたが、
14年夏の撮影後はすぐに取り壊され、今は「売却地」という市の看板が立っている。





幣舞(ぬさまい)


 佐藤浩市が家との往復で渡る橋。
春・夏・秋・冬を象徴する4体のブロンズ像が欄干にたっている。




和商市場


 釧路市民の台所。佐藤浩市がザンギ(釧路名物で鶏のから揚げ)の材料を買いに行く「吉岡肉店」はその中に店を構えていて、
映画では二度登場する。

 札幌の二条市場、函館の朝市と並ぶ北海道三大市場のひとつ。


行き方 釧路駅から徒歩で約5分。営業時間8時〜18時 日曜日は休みのことがある。





釧路駅


 終着駅は人生の終点のようでもあり、新しい人生への始発駅でもある。
佐藤浩市がこの駅のホームに降り立ち(上左)、その25年後にはここから旅立っていく(上右)。
 
 駅前では佐藤浩市が椎名敦子(本田翼)を車で送ってくるシーン(下左)と
ヤクザの大下一龍(中村獅童)に送らせて、自らが車から降りる場面(下右)が撮影されている。

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