二重スパイ

トクス教会

 ビョンホ(ハン・ソッキュ)とスミ(コ・ソヨン)がペク団長(チョン・ホジン)夫妻の紹介でひき会わされる教会。
コ・ソヨンはここでパイプオルガンも弾いている。
 


 トクス教会の内部

 ペク団長の奥さんに伴われてコ・ソヨンが現れるシーンやハン・ソッキュの背後から「地下の祈祷室で」と男がささやくシーンなど何度も登場する教会の内部。
 パイプオルガンも備えた立派な教会。


  トクス教会の出口

 ステンドグラスで飾られた教会のロビー。コ・ソヨンが出て来るのは正面ではなく、向かって左側にある出口。


トクス教会の庭

 ハン・ソッキュがコ・ソヨンを待っているコンクリート製の丸太風椅子とテーブル。バザーのシーンもこの周辺を使って撮影された様子。普段は礼拝者のためにビアガーデンにあるような樹脂製の椅子とテーブルがたくさん並べられている。


行き方 地下鉄4号線ハンソンデイック(漢城大入口)下車。北方向のタクシーに乗ると、トクス教会は基本料金の距離。坂道になっているので、ぜひタクシーの利用を。住所はソンボク区ソンボク243-10。


コ・ソヨンのアパート

 コ・ソヨンが住んでいるという設定のアパート。正式には「盤浦住公アパート」という団地。夜コ・ソヨンを送って来たハン・ソッキュは別れ際に彼女からピストルの入った紙袋を渡される。映画では汚れていたこの入口の壁はきれいに塗り直されている。


 コ・ソヨンが住んでいるのは灯りのついていない中央の部屋。後にハン・ソッキュが部屋を訪ねて来るシーンで503というドアの部屋番号プレートが見える。

 余計なことだが、捜査線上に浮かんだコ・ソヨンの身上調書には、現住所=盤浦住公アパート3棟201号室、住民登録番号は560825-2451031とある。住民登録番号は最初の6ケタが生年月日を表わしているので、1956年8月25日生まれ。当時20代後半という設定らしい。

 コ・ソヨンが住む503号室といえば、日本なら普通5階建てアパートの最上階フロアのはずだが、映画で部屋の灯りがついてないのは4階。「4」=サー=「死」を忌み嫌う韓国。このアパートも4階の部屋番号は400番台ではなく、500番台の数字がついている。
 
ホテルでも4階に客室を作るのを避けてそのフロアを事務所にしたり、エレベータのボタンもFOURTHの「F」と表示しているところがある。



盤浦住公アパート53棟

 「アパートに帰って来るふたり」「コ・ソヨンの姿を見送って車に戻るハン・ソッキュ」の両場面でバックに写るアパート。


行き方 地下鉄4号線トンジャク(銅雀)下車。1番出口を出てすぐの建物が住公アパート98棟。ここから東へ90棟、68棟、53棟、54棟とたどって900mくらい歩くと105棟に着く。


南山植物園

 南山植物園の温室に続く2本の道のうち、ふたりが記念写真を撮ったのは、向かって右側の道。
同じ場所で写真を撮りたい方は道の亀裂を参考に位置決めを。

残念なことに南山植物園は廃業、取り壊された。


南山植物園のベンチ

 南山植物園に向かって左にあるベンチ。ここに座って語るふたりに声を掛けてくる記念写真屋。
最初は断ったハン・ソッキュだったが、去って行こうとする男を呼び止めて、植物園をバックに写真を撮る。

普段は老人の憩いの場。写真を撮ろうとしても、座ってしまうとなかなか動かない。03年5月にこのベンチのデザインと位置が変わってしまったらしい。


もうひとつのベンチ

「シュリ」に〈もうひとつのシュリベンチ〉があるように「二重スパイ」にも、もうひとつのベンチがある。二人が記念写真を撮った後で座り、コ・ソヨンが写真に手を当てて顔を消すシーン。このベンチは背もたれがないタイプで噴水の池の近くにある。


Nソウル・タワー

 
帰順歓迎式の後、ハン・ソッキュとペク団長は夜の展望台に上る。ハン・ソッキュに北朝鮮の訛りを使った理由を鋭くただして「人を簡単に騙せると思うなよ」と言うペク団長(チョン・ホジン)

 南山の頂上にあり、ソウル市街を一望のもとに見渡せる高さ265mのタワー。まずロープウェイで山頂まで上がり、タワー展望台へはエレベーターで3階まで。

 ずっと前はこのような高い場所からの撮影が禁止されていて、カメラを一時預けるロッカーがあった。
また、ソウルタワーの高さは「南山の標高」と「塔の高さ」を合計したもので、東京タワーよりも高いのだ!!と表示してあった。


敦化門路

 並んで歩くハン・ソッキュとコ・ソヨン。運転手のサンウク(リュ・スンス)が後から遠慮がちについて来る。
コ・ソヨンが振り返るカットでは、画面の左奥に昌徳宮の入口、敦化門の特徴ある屋根が写っている。
この場所は敦化門から南へ300m。最初の信号のあたり。
コ・ソヨンが振り返るシーンの目印になる斜めになった街路樹の幹は「スジュア」というカフェの前。
この通りの街灯は古い提灯型になっており、歩道の車止めの石には大極旗と同じ八卦のデザインが施されている。

行き方 地下鉄5号線のチョンノサムガ(鐘路3街)下車6番出口から北へ200m。1号線、3号線のチョンノサムガ(鐘路3街)で降りると少し遠くなるが、同じく北へ敦化門の方向をめざして歩く。


仁寺洞室内野球場

 店で野球中継を見た後、3人が行くバッティングセンター。
初めてのハン・ソッキュもすぐ慣れて、鋭い当たりを飛ばす。
1980年くらいという時代設定のため、映画では料金は100ウォンとなっていたが、今は高くなっている。名前はドーム球場みたいな立派さだが、実際には4打席しかない小さなバッティングセンター。ハン・ソッキュが入ったのは右から3番目の打席。コ・ソヨンが座って見ていたベンチもある。

行き方 仁寺洞通りの南端にある。近くまで来ると金属バットの音が聞こえるのですぐわかる。
カル」のミリム美術用品店はここから北へ10m。


韓国館

 チョン・ホジンに食事に誘われたハン・ソッキュは話の内容からもはやこれまでと思い、汚れたスーツを口実にトイレへ行き、そのまま逃亡する。
03年5月には、写真のように3階建て店鋪の半分が壊されてその跡は更地になっていた。

 植木鉢がたくさん置いてあった屋上部分は全て壊されてしまい、ハン・ソッキュがつたって地上に降りたパイプの一部かと思わせる物だけが残っている。しかし、このパイプはもともと建物の内部にあったもので、残念ながらあの屋上から地上へのものではない。



 ちなみに、背景で目立つ青や黄色の看板は、このあたりに多い弁護士・法務士(日本でいう司法書士)の事務所。
 映画で、部下が「団長への電話が入る」と報告しにやって来た入口は工事期間中、鎖を巻き付けて開かないようにしてあったが、そこから中を覗くと積み上げられた椅子の向こうにあの座敷が見えた。



行き方 地下鉄5号線「エオゲ」下車。4番出口から南へ歩いて5分。S-Oilガソリンスタンドの隣にある。
道をはさんで向い側は麻浦警察署。

「麻浦警察署」という空港バス停も店の近くにある。正確に言うと、1階が「ランデブー」というHOF、階段を上がった2、3階が「韓国館」。
どうやらチェーン店のようで、看板には「韓国館 / 麻浦店」とある。



その後の韓国館

 2004年2月にここを通ると、韓国館は全く別の店になっていた。ただ入口は元のままで、不似合いな看板が付いていて、韓国館の半分を取り壊した空き地は駐車場になっている。ただ表通りから見ると韓国館の看板はまだとりはずされず残っていた。


トイレ

 韓国館のトイレ場面は壇国大学で撮影されたという情報に従って大学へ行くと、日曜日は講議棟に鍵がかかっていて入れない。
開館していた退渓(千ウォン札肖像の学者)記念図書館のトイレを見たところ便器、タイル、スチーム、天井は全く同じもので、
配置が左右違っているだけなので、トイレの撮影が壇国大学というのは間違いない。

行き方 地下鉄6号線ハンガンジン下車。南へ向かうバスに乗り1区間。「タングクデ」で降りる。


ハン・ソッキュ、コ・ソヨンの逃亡先アパート

 ハン・ソッキュとコ・ソヨンはブラジルに逃亡して、ハン・ソッキュは漁港で魚の水揚げ作業をしている。
ハン・ソッキュの身に危険が迫っているとも知らないコ・ソヨンは身重の体で夫の帰りを待っている。

行き方 設定はブラジルだが、独立する前の宗主国で文化も似ているポルトガルがロケ先に選ばれたのだろうか?
アパートはリスボンの中でも庶民的な雰囲気が残っているアルファマ地区にある。
市電28番の装飾芸術博物館から教会をめざして石段(すり減っている!!)を降りて行き、右折して20m。
撮影の時には、ふたりの部屋がある階の壁だけが古い感じを出すように汚されていて、他は現在のように白いままにしてあった様子。
窓の位置やベランダの柵が全く映画と同じ。

 ベランダにいるコ・ソヨンのバックにはサント・エステバン教会が写り、子供たちが遊んでいるアパートの下の場所はアルファマ地区には他にないほど広い。
ベランダから右を見ると丘。リスボンは本当に丘が多くて、市電やケーブルカーを利用しないととても歩けない。


サンデポ・ソグムクイ

 ハン・ソッキュの実兄ハン・ソンギュ氏が一人で飲んでいて、ハン・ソッキュと団長はスーツ姿で焼肉の煙の中にいる場面。
この焼肉屋はいろいろな映画やTVドラマに使われている。「オールイン」「アイリス」「公共の敵2」「主夫クイズ王」・・・


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